いつもだとキャンプの様子を伝えながら、キャンプ場の施設案内等は済ませるのですが、このキャンプ場が自分は本当に気に入った!
だけどまだまだ改善の余地があり、そして実際に色々と進化を続けてもいます。
このキャンプ場に興味を持たれた方の情報収集に少しでも役立てばと思い、今回は場内・施設案内を別にこの記事でまとめてみました。
先にあげたキャンプレポートと被る記述も多いのですが、ご容赦下さい。
*2022年1月現在の宇佐見城山公園キャンプ場情報となりますので、現在とは違っている箇所もあることをご了承下さい。
またこの記事はあくまで筆者個人の感想なので、人によって時期によって場所によって感じ方は変わります事もご了承下さい。
まず予約について
自分はキャンプ場予約サイト=「なっぷ」から予約を入れましたが、キャンプ場の公式サイトからも予約が出来るようです。
どちらがお得なのか細かく調べていませんが、同じ金額のような気がします・・・
予約が取れたら確認メールから公式LINEに登録が必要です。
COVID-19対策として受付時の簡略化をはかり、事前に誓約書等の記入が必要となっています。
そうした誓約書等の記入にもLINEが活用されています。
更に言うならチェックアウトもLINEでメッセージを送る方式なので、おそらくCOVID-19が収束した後もチェックイン・アウトにLINEは活用されると思われます。
また、このキャンプ場には源泉掛け流しの貸し切り風呂がありますが、その予約もその公式LINEから行います。
そんなわけでLINE登録は必須なので、LINEを利用していない方もこれを機にLINEを入れておきましょう。
2022年1月現在、LINE登録特典としてアーリーチェックインが無料です。
チェックインは通常14時からですが、アーリーチェックインを利用すると12時から入れます。
この2時間はけっこう有効ですよ!
ちなみに自分が利用予定の2日前に関東では珍しい降雪があったのですが、その翌日にはキャンプ場内・周辺道路の状況をLINEで伝えてくれて、こうした情報はたいへん安心しました。
当日、車で移動の場合まだ新しいキャンプ場という事もあり、カーナビは「宇佐見城山公園キャンプ場」では検索出来ませんでした。
それにチェックインするのは系列施設の海の家=「アンカーテラス」なので、初めて行く人は住所等で検索した方が良いと思います。
(トヨタ純正ナビだと「アンカーテラス」でも検索出来ませんでした)
熱海方面から国道135号線を走行して、宇佐見海岸直前でこの「海ホテル」の看板の建物が見えたらほぼ到着。

この建物の海側にアンカーテラスがあります。

公共交通機関で来る場合はJR宇佐見駅から徒歩10分未満だと思います。

余裕の徒歩圏内です。
受付を済ましキャンプ場へ移動する場合、サイトによって入り口が変わります。
このキャンプ場は大きく分けて3階層からなっています。

車両乗り入れが可能で比較的広めの区画サイトの本丸サイトが一番上階です。
かなりの急勾配な細い道を登らないとならない。

万が一雪などが降ったりして路面が凍結したら、四駆でないと厳しいんじゃないかと思います・・・
伊東市の海沿いですから、普通は真冬の早朝でも路面凍結まではなりませんがこの数日前には雪が降ったようなので油断は出来ません。
道の細さ的に車がすれ違うのは不可能ですが、信号が取り付けられて交代で通行するのでそこは問題無し。
そんな急勾配を登り切ると本丸サイトです。

その下が車両乗り入れが不可でやや狭めな二の丸サイト

人工芝が敷かれたサイトとお風呂施設がまとまった三の丸サイトです。

二の丸・三の丸サイトは本丸サイトとは別の入り口です。

各層もう少し細かく説明しておきます。
まず車両乗り入れ可能な本丸サイト
中央のBサイトと周囲を囲むAサイト、それぞれにウッドデッキが備えられたサイトがあります。
中央のBサイトの方がやや広めで、Aサイトも場所により広さがまちまちです。
自然の地形を利用しているのでそれはしかたありませんね。
現在は予約時にサイトを指定できるので、ご希望のサイトをご指定下さい。
海の近くをアピールしているので、サイトから海が見えるのかと期待していましたが、周囲を竹と木で囲まれているのでほとんど海は見えません。
一番よく見えるはずの展望デッキサイトからの眺めでこのくらい

たしかにこの景色なら悪く無い。
でも次に眺めが良さそうなA-2でこんな感じ。

自分が利用したのは外周のAサイトでも海側と逆だったので、全く海は見えないのでいっそ諦めもつきました(苦
広さ的には大型テントに大型タープまでは張る余裕がありませんでした。(下の写真は、直径5mのワンポールテントに長さ4mのウィングタープです)

他キャンプ場の平均的な区画サイトと比較すると広めだと思いますが、フリーサイトのようにはいきません。
とは言え、これだけ広いと隣のサイトは全く気にならなかったですね。
かなり余裕が感じられる区画配置です。
面積的には中央Bサイトの方が広い筈なんですが、Bサイトは中央に集められてAサイトは背後が木に囲まれているせいか、自分には外周のAサイトの方がプライベート感があって良いように感じました。
地面はウッドチップに石混じりなんですが、この石が大きめで尖っているものが多い!

自分は、冬にいつも使っているクッション性高めのラグを敷いていたのですが、それでも不用意に膝を突いたりすると痛かったっ!!
寝る時は厚さ5cmとやや厚めのインフレータブルタイプのエアマットだったのでそれほど気にならなかったのですが、いわゆる普通の銀マットだったら妻や子供はろくに寝られなかったんじゃないだろうか?
コットを使ってシェルター使いを想定しているのだろうか?
自分達には、この石の多さがこのキャンプ場最大の不満でした。
締まった地面なので、ペグは鍛造系をお勧めします。
プラペグでは歯が立たないだろうと思いますが、このくらい固い地面の方が強風時でも抜ける心配が無いので安心。鍛造ペグとしっかりしたハンマーが有れば、それほど苦労もしないのでこの点は気に入りました。

ウッドデッキサイトの場合は専用のペグを10個まで無料で貸し出してくれるそうですが、自分のように大量のペグを必要とするテントの場合はどうするのかな?
事前によく確認した方が良いと思います。
焚き火をする際は直火禁止!
コンクリート板が各区画に置かれているので、その上に焚き火台を設置するようにとの指示です。

そう言えば薪割り用と思しき丸太が置かれていたのは親切だなと感じました。

灰は車両用道路を少し下りた脇に置かれています。
歩いていきましょう。
全区画AC電源が設置されている。

容量は1000wでキャンプ場の電源としてはまぁ標準。
ホットカーペットは普通に使えるが、ドライヤーなどは無理だ。
注意したいのが1つの区画で上限を超えると、場内全ての電源が落ちるとのこと。
他の利用者の大迷惑になるので、電気容量に余裕をもった運用を心がけたい。
炊事場とトイレがこの建物

炊事場がこんな感じ

区画数から考えると流し台の数もまぁまぁあるので、それほど大混雑はしない。
お湯が出るのは嬉しいのだが、タンクに貯める方式らしくそのタンクがどうも小容量のようだ。
食後の洗い物が集中する時間帯だとお湯が出なかったことが多かった。
仕方無いかなと思いはするが少し残念。
ちなみにこの流し台というか写真の手前の方に消火器が2台置かれていました。
これはかなり良心的な設備だと思います。
こうした安全性を蔑ろにしない姿勢は高く評価できます。
トイレはウォシュレットで、個室内もかなり清潔。

便器の数も多いとは言えないが少なくもない。
女子トイレでもトイレ渋滞は軽い方だと思う。

歩きでもやはりけっこう急勾配です。

一応照明はありますが、夜間はヘッドライト等を用意した方が良いです。
二の丸サイトは車両乗り入れが出来ませんし、区画も狭めなのでオートバイなどを利用したソロキャン向けを想定されているようです。

このエリアには今回立ち入っていないので、詳しい情報が出せません。
申し訳ありません。
その更にもう一階層下なのが三の丸サイト

写真左側の人工芝エリアと右側のウッドデッキエリアがあります。
自動車を横付けは出来ませんが、駐車場から1分とそれほど離れてはいないのでキャリーカート等を使えば楽に設営出来そうです。
キャリーカートが無くてもそれほどの苦労は無いと思います。
お風呂等の施設が隣接しているので急勾配の山道を歩かずに済む。
このエリアは区画数が少ないので、炊事場やトイレの混雑がほとんど無い。
そうしたメリットから小さなお子さんがいるファミリー向けを想定していると思われます。
その代わりに、下層にあるせいで見える風景がもろに市街地なので雰囲気はあまりキャンプっぽくありません。
展望風呂・家族風呂・ドラム缶風呂の3種類がありますが、全て1時間毎の貸し切り制です。
これも公式LINEから事前予約が必要です。
(各グループ1日1枠のみ予約可能です)
全て源泉掛け流しの良質な温泉です。

熱い湯好きの自分には長湯出来る良い湯加減でしたが、ぬるい湯好みの妻には熱過ぎたとのこと。
各浴室とも加水も出来るので、その辺りは自分好みにしやすいので良いと思います。
入り口には入浴中といった札があるし、中から鍵も掛かるので安心です。

ただこの札を戻し忘れると次の利用者がいつまで経っても入るに入れないので困ってしまいます。
実際自分達がその被害に遭いました。
入浴中の表示になっているので我が家の利用開始時間を15分以上過ぎまで待ったのですが、全く出てくる気配が無い。
いくら温暖な伊東の気候でも寒空の下で20分以上待つのはちょっと勘弁して欲しい。
利用が終わったら必ず戻しましょう!

まず一番広い浴槽で一番利用料の高額(2500円)な展望風呂。
名前からすると海を見ながら温泉に入れるのだろうし、これは期待できるだろうと思っていたのですが・・・

うぅ〜ん自分的には微妙です!?
先ず何と言っても、外から見えないようにするための目隠し板が高過ぎて湯船に浸かっていると空しか見えない。

市街地にあるので目隠しが低いと覗けてしまうので、目隠し板が高いのは仕方がないか・・・
湯船の縁に立って目隠し板の上から見ると海は見えますが、それじゃちょっとねぇ・・・

それと浴場だけでなく脱衣スペースまで天井が無いのは雨が降り出したら困りますよね〜

実はテント設営時に軽く汗をかいたのでお風呂に入っている間に少しでも乾かそうと、脱いだシャツを広げて置いたのですが置き所が悪くて逆に濡れてしまいました・・・

おそらく2日前の雪解け水が溜まっていたのだと思います。
雨・雪の後はこんな被害もありえるとちょっと注意をしておきましょう。
セコイことを言うとシャンプーやボディソープといったアメニティが何も無いのはどうなんだろう?
「キャンプでそこまで贅沢を言うな」という意見もごもっともなんですが、市街地にあるキャンプ場で廃水による環境悪化はそれほど影響は少ないと思います。
それなりの金額をとる有料サービスと考えると、そこはちょっと残念かなと思います。
自分でちゃんとシャンプー等を持って行けば、洗い場としてシャワー等も備え付けられているので問題は有りません。

湯船は大人が3人入れるくらい大きいし、家族4〜5人で利用するのにちょうど良い規模です。
ちなみに展望風呂はドライヤーも使えません。
アンペア数の問題らしいのですが、各サイトの電源使用制限なら理解できますが共用のお風呂までとはちょっとお粗末な設計だったと言わざるを得ません。
目隠し板の存在や脱衣場の天井や電源の問題は設計時の問題なのでこれからの改善は難しいだろうと思うのですが、無条件のお勧めは出来ないという意味で正直に感想を述べておきます。
次は家族風呂。

湯船は大人が2人入れるくらいの広さがあります。
展望風呂に比べるとこぢんまりとしていますが、家族3人での利用ならちょうど良い感じでしょう。
そして家族風呂はちゃんとした小屋なので雨風の心配も無いし、エアコン完備なので暑さ寒さも気になりません。

更に言うならドライヤーも備え付けられているのも、人によってはポイントが高いでしょう。
残念ながらシャンプーやボディソープは有りませんが、このお風呂が一番普通の使い勝手じゃないでしょうか?
利用料も1500円と展望風呂に比べて割安。
もちろん源泉掛け流しの温泉は最高っ!
キャンプ場ならではと言った風情はありませんが、無難にこれなら良いかなと感じました。
ちなみにキャンプ場同系列「海ホテル」の日帰り温泉入浴が割引料金で利用できて大人1回800円、小人400円との事です。
場合によってはそちらを活用した方が良いのかもしれません。
最後はドラム缶風呂

利用料無料のサービスですが、お湯を自分で張らないとならないのでちょっと面倒ではあります。

おそらくお湯を入れっぱなしにしておくと、ドラム缶が錆びてしまうからだと思います。
実際すでに少し錆びています(苦笑

なので自分で栓をして、お湯を貯めるわけですが思ったほどは時間がかかりません。

よほど油量が豊富なのか?お湯の出がとっても良いのです。
数分で適量が貯まります。
おそらくお湯の熱で底が熱くなるので火傷対策なのでしょう、備え付けのスノコを沈めて入浴するようになっています。

しかし、そのスノコが浮いてきて、その時に栓を結びつけているロープが引っかかって栓が抜けてお湯も抜けてしまいやすいのが玉に瑕。
でもそんな状況を工夫しながら入浴するのもちょっと楽しく感じました。
前述したようにドラム缶は錆びやすいので、使用後は必ず栓を抜きましょうね!
そんな面倒があるしドラム缶は窮屈なんですが、個人的には意外と気に入りました。
「日本でここだけ!」というほど珍しいわけではありませんが、話の種に一度くらいはドラム缶風呂に入るのも悪くは無いんじゃないでしょうか?

自分は次回来たら楽しみが増えたという感じです。
ちなみに妻は「話の種には良いけど一度入ればもう充分」だそうで、姪っ子に至っては試しもしませんでした・・・(苦笑
うぅ〜んドラム缶風呂は男のロマン枠と考えるべきか?
ドラム缶は3つ並んでいますが、実際に入浴できるのは2つだけで真ん中の白いドラム缶は蓋がされて使えません。

ドラム缶だけでなくシャワーも併設されているので、シャワールームとして使うのも有りです。

こちらもシャンプー等ありませんが、無料サービスにまでケチを付ける気はありません。
と言うかこのままでも構わないので、施設維持のために500円くらいの有料にした方が長い目で見ると良いのでは?
マナー悪化を招かないためにも、むしろ少額有料化を願います!
こうした浴場施設以外にも、自動販売機などがこの三の丸サイトには設けられています。


便利な高規格キャンプ場だからこそ、こうした設備は目に付き過ぎないよう下層部にまとめられているのはとても良い配慮だと思います。
周りは市街地の割りに本丸サイトではそうした雰囲気を感じさせない、でも最下層の三の丸サイトでは便利さを優先した安心感があります。
このキャンプ場は周囲をぐるっと幹線道路に囲まれているので、正直騒音がけっこう感じます。
でも木々で囲まれていて直に見えないので雰囲気はギレギレ保たれていると言った塩梅です。
観光地である海水浴場まで歩いて数分といたロケーションではそうした騒音は仕方無いと思うんです。
そのおかげで便利性などは享受できるわけですから、そこは諦める。
でもキャンプの雰囲気は保たれている。
そういうバランス感覚が絶妙なんです。
それと偶然かもしれませんが自分が利用した時の、他の利用者がとてもマナー良かったのには感心しました。
でもそれは20時〜クワイエットタイム、22時消灯といった早めの時間設定と無縁ではないと思います。
そうした管理者からの無言のメッセージを敏感に受け取れる利用者が多く集い、自然とそうした空気感が作られているような気がします。
それに伊東市の温暖な気候も魅力ですね。
冬キャンプ初心者でも心配無用です。
1月上旬の夜中でも4度くらい

最低気温が氷点下を割ることはあまりないのでは?
そこに電源サイトが加われば、準備さえシッカリしておけば冬キャンプも本当に安心です。
小山とはいえ海沿いの頂上の割りには風もあまり強くなかったのも好印象。
眺めを犠牲にして高めの木々を残しているおかげでしょうか?
夏は暑さが厳しそうなので、タープは遮光性高めのものを用意しましょう。
このまま比較的予約が取りやすい状態が続くようならファミリーキャンプ時の常宿にしたいとすら思うくらい気に入りました。
願わくばこのまま静かで穏やかなキャンプ場でいて欲しいけれど、紹介せずに隠しておくのはセコイと思ったのであえてしっかりと紹介しました。
この記事を見て利用したいと考える方は出来ればマナー良く使って欲しいと願います。
利用者の皆さんとキャンプ場運営会社の良心を信用してこの記事は終えたいと思います。
